ハーブティー事典
108種の効能から味・香り・利用法まで解説した、ハーブティーのバイブル。
ハーブは薬草として古代より治療に用いられてきた長い歴史があります。
私たちは日々の生活をうるおすために、身近なハーブを利用してきました。食料、香料、染料、化粧品と、その用途はさまざまですが、もっとも古く、重要なのが医療への活用でしょう。
ハーブがもつ有効成分を健康に役立てる療法を植物療法(フィトテラピー)といいます。植物がもつ鎮静、抗酸化、抗菌などの作用を心身のケアに役立てる健康法です。
植物療法では、悪い症状のみを取り去るという考え方ではなく、その症状の背景を心とからだの両面からホリスティック(全身的)に捉えて原因を探り、改善法を考えます。
ハーブティーもそのひとつです。頭が痛いからといって、単に痛みを抑え込むのではなく、頭痛の原因、たとえばストレスであったり、目の疲れであったり、全身的に人を見て、その解決策を探るのです。
また、有効な成分であってもきちんと吸収されなければ、からだの中で働きません。消化器系の機能を整えることも、重要に考えます。
「この症状にはこのハーブ」というのは単なる目安に過ぎません。ひとつひとつのハーブがもつ力は、それだけではないのです。ハーブの存在を大きく捉え、その恵みを楽しんでいただきたいと思います。
part1 ハーブティーの楽しみ方
心とからだにやさしく働くハーブティー/役立つティーを見つけましょう/
ジュースなどとブレンドして飲みましょう/飲むだけではないハーブティーの利用法
part2 ハーブティーを入れる
ハーブティーの選び方と保存法/ハーブティーの入れ方
part3 ハーブティーを選ぶ
ハーブティーの種類と効果一覧表/ハーブティーのおもな作用一覧/
ハーブティーの紹介(アーティチョーク・エキナセア・エルダーフラワー・カモマイル・
セントジョンズワート・ダンデリオン・ハイビスカス・フェンネル・マリーゴールド・
ミント・ユーカリ・ラベンダー・レモングラス・ローズ・ローズヒップ など108種)
part4 悩み別ハーブティー・レシピ
イライラ/うつ・落ち込み/不眠/疲労/頭痛/目の疲れ/花粉症/風邪/シミ/ニキビ/
口臭/便秘/下痢/生理痛・PMS/更年期障害/冷え性/免疫強化/高血圧 など
コラム ハーブティーをもっと楽しみましょう
甘くておいしいコーディアルをプラス/ハーブティーを安全に楽しむために/
自分で育てたハーブでティータイムを/アーユルヴェーダとハーブティー/
ハーブの効能を活かすお茶以外の方法
商品番号 | 098027210(区分:7) |
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JANコード | 9784262164762 |
著者 | 佐々木薫 |
出版社 | 池田書店 |
サイズ | W148×H150×D21mm |