生活の木コラム 〜ふらっと知る、ハーブとアロマ〜

フランキンセンスオイル(精油)のおすすめな使い方5つ

フランキンセンスオイル(精油)のおすすめな使い方5つ

アロマを暮らしに取り入れる方法には、さまざまあります。精油ごとに香りの特徴や相性の良い使い方が異なるため、それぞれの個性を知ることで、より自分のライフスタイルに合った楽しみ方を見つけやすくなります。

フランキンセンスオイル(精油)は、落ち着きのある深みと、ほのかな甘さを感じる樹脂系の香りが特徴です。単独でも心地良い香りを楽しめるほか、さまざまな精油と組み合わせやすく、日常生活の幅広いシーンで活用されています。用途に応じた使い方や相性の良い精油を知っておくことで、より香りを楽しめるでしょう。

そこで今回は、フランキンセンスの特徴やおすすめの使い方をはじめ、相性の良いアロマオイル(精油)まで詳しく紹介します。

※この記事での「アロマオイル」は、生活の木の正式名称で「エッセンシャルオイル・精油」に該当し、香りを楽しむために人工的に作られた「ブレンドオイル」は含まれません。また、「アロマ」はそれを含む香りを楽しむもの全般とします。

1. フランキンセンスとは?

フランキンセンスとは、イエメンやオマーン、ソマリアなどに自生するカンラン科の木から採られる樹脂を原料とした香料です。和名では「乳香(にゅうこう)」とも呼ばれ、樹皮に傷を付けた際に分泌される乳白色の樹液が空気に触れて固まった樹脂から抽出されます。

中世フランス語の「franc(上質な・本物の)」と「incense(香)」が名前の由来とされ、古代エジプトや中東では薫香として宗教儀式などに用いられてきました。また、『新約聖書』では、イエス・キリストの誕生を祝う贈り物として黄金やミルラ(没薬)とともに捧げられた香りとしても知られています。

フランキンセンス精油は、ウッディ調を基調とした落ち着きのある香りに、ほのかなスパイシーさや爽やかさをあわせもつことが特徴です。重厚感がありながらも透明感を感じられる奥深い香りで、単独でも楽しめるほか、柑橘系やフローラル系、ウッディ系など幅広い精油と調和しやすいことから、ブレンドにもよく用いられています。

フランキンセンス精油の主な成分には、森林を思わせる爽やかな香りの一因となる「α-ピネン」や、柑橘を思わせる軽やかな香りを与える「リモネン」などが含まれています。これらの芳香成分が組み合わさることで、フランキンセンスならではの深みと透明感を兼ね備えた香りが生まれています。

2. フランキンセンス精油のおすすめな使い方

親しみやすい香りのフランキンセンス精油は、日常生活のさまざまなシーンで活用できます。用途に合わせて取り入れ方を工夫することで、フランキンセンスならではの奥深く落ち着いた香りをより身近に楽しめます。

一方で、精油は使用方法によって希釈が必要な場合もあるため、安全な使い方を理解しておくことも大切です。ここでは、フランキンセンス精油の代表的な活用方法を、ポイントや注意点とともに詳しく紹介します。

フランキンセンス精油/Frankincense

2-1. 香りづけをしたいアイテム・場所に垂らす

フランキンセンス精油は、ハンカチやティッシュ、アロマペンダントなど、身の回りのアイテムの香りづけに活用できます。また、バスタイムの香りづけとして取り入れるのもおすすめです。

ただし、ソファ・クッションなどのファブリック製品へ直接垂らすとシミになる可能性があります。また、お風呂で香りを楽しむ場合は、精油をそのまま浴槽へ入れるのではなく、無水エタノールで希釈した後にお湯へ加えるようにしましょう。精油は水に溶けにくいため、そのまま使用すると肌へ直接付着するおそれがあります。

2-2. アロマディフューザー・アロマストーンで香りを広げる

フランキンセンスの香りを空間全体で楽しみたい場合は、アロマディフューザーやアロマストーンを活用する方法がおすすめです。使用する場所や香りを広げたい範囲に合わせてアイテムを選ぶことで、より快適に香りを取り入れられます。

リビングや寝室など、比較的広い空間に香りを広げたい場合は、アロマディフューザーが適しています。一方、デスク周りや玄関、トイレなどの限られたスペースで手軽に香りを楽しみたい場合は、アロマストーンがおすすめです。

このように、ライフスタイルや使用シーンに合わせてアイテムを使い分けることで、フランキンセンスの香りをより心地良く楽しめるでしょう。

アロモアミニ ポータブル ウッド
アロマストーン スポット

2-3. アロマスプレー・アロマコロンとして使用する

フランキンセンス精油は、アロマスプレーやアロマコロンとして使用するのもおすすめです。アロマスプレーは、ソファやカーテンなどのファブリック製品の香りづけをはじめ、玄関や寝室など空間に軽く香りをプラスしたいときに適しています。

一方、アロマコロンは、香水よりも穏やかに香りをまとわせたい方や、外出先でもフランキンセンスの香りを身近に感じたい方におすすめです。

いずれも精油を原液のまま使用せず、無水エタノールや精製水などで適切に希釈して作成しましょう。また、肌に使用するアロマコロンは、使用する精油や濃度にも配慮し、各商品の使用方法や注意事項を確認したうえで使用することが大切です。

青色PETスプレー

2-4. ボディートリートメントオイルとして使用する

フランキンセンス精油を希釈して、ボディートリートメントオイルとして取り入れる方法もあります。香りを楽しみながらセルフケアを行うことで、より心地良いリラックスタイムを演出できるでしょう。

ボディートリートメントオイルとして使用する際は、ホホバオイルなどのキャリアオイル(植物油)で精油濃度が1%以下になるように希釈し、精油を原液のまま肌へ塗布しないよう注意してください。

また、すべてのフランキンセンス精油がボディートリートメントに適しているとは限らないため、事前に商品の使用方法や注意事項を確認しておきましょう。

2-5. 拭き掃除のお供にする

フランキンセンス精油は、拭き掃除の際の香りづけにも活用できます。お湯を入れたバケツに精油を数滴加え、雑巾を浸して固く絞ってから床や家具を拭くことで、掃除をしながら心地良い香りを空間に広げられます。

また、家具や床材によっては変色やシミの原因になることがあるため、不安な場合は目立たない場所で一度試してから使用することをおすすめします。

3. フランキンセンスと相性の良いアロマオイル(精油)7選

落ち着きのあるウッディ調の香りとほのかなスパイシーさをあわせもつフランキンセンスは、柑橘系・フローラル系・ウッディ系など幅広い精油と調和しやすいことが特徴です。

ブレンドする精油によって爽やかさや華やかさ、深みなど香りの印象が変わるため、好みやシーンに合わせて組み合わせを楽しんでみましょう。
最後に、フランキンセンス精油と相性の良い精油を7つ紹介します。

フランキンセンス精油/Frankincense

3-1. ベルガモット

ベルガモットは、柑橘系の爽やかさにフローラル調のやわらかなニュアンスが加わった香りが魅力の精油です。フランキンセンスの深みのある香りに軽やかさが加わり、重すぎず上品な印象のブレンドに仕上がります。

ベルガモット精油/Bergamot

3-2. レモン

レモンは、みずみずしく爽快感のある香りが特徴の精油です。フランキンセンスの落ち着いた香りに明るく軽快な印象をプラスできるため、すっきりとした香りを楽しみたいときに適しています。

レモン精油/Lemon

3-3. ゼラニウム

ベルガモットは、柑橘系ならではの爽やかな香りと、ローズを思わせるやわらかな香りが調和した精油です。フランキンセンスと組み合わせることで、落ち着きの中にもやさしい華やかさを感じられる、バランスの良い香りになります。

ゼラニウム精油/Geranium

3-4. ラベンダー

ラベンダーは、やさしく親しみやすいフローラル調の香りが魅力の精油です。フランキンセンスの奥深い香りをやわらかくまとめてくれるため、寝室やリビングなどでゆったりと香りを楽しみたいときにも取り入れやすい精油と言えるでしょう。

ラベンダー・フランス産(真正ラベンダー)精油/Lavender France

3-5. サンダルウッド

サンダルウッドは、甘みを感じるウッディ調の香りが特徴で、日本では「白檀」としても親しまれています。同じ樹木系の香りであるフランキンセンスとの相性が良く、より深みのある落ち着いた香りを楽しみたいときにおすすめです。

サンダルウッド精油/Sandalwood

3-6. シダーウッド

シダーウッドは、甘みを含んだ重厚感のあるウッディ調の香りが特徴的な精油です。フランキンセンスとブレンドすると、森林を思わせるような落ち着いた印象がより引き立ちます。ウッディ系の香りが好きな方におすすめの組み合わせです。

シダーウッド・アトラス精油/Atlas cedarwood

3-7. ブレンド精油 フォレストウィンド

複数の精油を手軽に楽しみたい方には、生活の木オリジナルの「ブレンド精油 フォレストウィンド」もおすすめです。
森の樹木を思わせるウッディな香りをベースに、フランキンセンスのすっきりとした香りが調和したブレンドで、自然の中を散策しているかのような心地良い香りを楽しめます。

ブレンド精油 フォレストウィンド/Forest Wind

まとめ

フランキンセンス精油は、落ち着きのあるウッディ調の香りが特徴で、空間の香りづけはもちろん、アロマスプレーやボディートリートメントオイルとしてなど、さまざまなシーンで活用できます。

また、ベルガモットやラベンダー、サンダルウッドなど相性の良い精油とブレンドすることで、自分好みの香りを楽しめるのも魅力です。

生活の木では、フランキンセンス精油をはじめ、相性の良いさまざまな精油やブレンド精油、アロマを楽しむための関連アイテムを豊富に取り揃えています。フランキンセンスの香りを日常生活に取り入れたい方は、ぜひ用途や好みに合わせてお気に入りの商品を探してみてください。

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