オフィス環境は、業務効率や働きやすさに大きく影響する重要な要素の1つです。近年では、空間づくりの一環として「香り」を取り入れ、快適な職場環境を整える取り組みも注目されています。
オフィスにアロマを取り入れることで、集中しやすい環境づくりや気分転換、リラックスしやすい空間の演出などが期待できます。しかし、単純にアロマを取り入れるだけで良いというわけではなく、気分や時間帯に応じて香りを使い分けることもポイントです。
そこで今回は、オフィスにアロマを取り入れるメリットやシーン別のおすすめアロマ、さらに活用時のポイントについて詳しく紹介します。
※この記事での「アロマオイル」は、生活の木の正式名称で「エッセンシャルオイル・精油」に該当し、香りを楽しむために人工的に作られた「ブレンドオイル」は含まれません。また、「アロマ」はそれを含む香りを楽しむもの全般とします。
目次
1. オフィスにアロマを取り入れる3つのメリット

オフィスにアロマを取り入れることは、単に空間を良い匂いで満たすだけではありません。主なメリットとしては、下記の3つが挙げられます。
- 心地よい香り付けができる
- 社員の集中力の維持やリラックスする空間を演出する
- 企業のブランディングにつながる
アロマには空間の不快な臭いをやわらげる働きや、清潔感のある環境づくりに役立つ側面があります。また、香りによって気分を切り替えやすくなります。
さらに、来訪者を心地よい香りで迎えることで、企業としての印象向上やブランディングの一環として活用できる点もメリットです。
2. オフィスで集中力を高めたい人におすすめのアロマ3選

オフィスに取り入れるアロマは、目的や好みによって適した種類が異なります。
例えば、落ち着いた空間をつくりたい場合と、気分を切り替えて作業に向かいたい場合では、選ぶべき香りの方向性も変わってきます。
そこでまずは、仕事に向き合う時間をより快適にしたい人に向けて、すっきりとした印象をもつアロマを3種類紹介します。
2-1. ベルガモット
ベルガモットは、柑橘の爽やかさに加えて、ほのかにフローラルなニュアンスを感じられる上品な香りが特徴のアロマです。紅茶のアールグレイの香りづけにも用いられており、親しみやすさと落ち着いた印象をあわせもっています。
やさしく広がる香りは、空間に穏やかな雰囲気をもたらしやすく、デスクまわりだけでなく会議室などにも取り入れやすい点が魅力です。すっきりとした印象を保ちつつ、少しやわらかさのある香りを取り入れたい場面に向いています。
2-2. ローズマリー
ローズマリーは、クリアでシャープなハーブ調の香りが特徴のアロマです。すっきりとした印象があり、気分を切り替えたいときや作業に向かう前の空間づくりに取り入れられることが多くあります。
ハーブらしい力強さを感じられるのも特徴の1つです。存在感のある香りのため、短時間で空間の印象を変えたいときや、メリハリのある環境をつくりたい場面に適しています。
相性の良いアロマも豊富にあるため、シーンや気分によってブレンドしながら使い分けられる点も、ローズマリーの魅力と言えるでしょう。
▶ローズマリー・シネオール精油/Rosemary cineole
2-3. ペパーミント
ペパーミントは、ひんやりとした清涼感のある香りが特徴のアロマです。すっきりとした香り立ちは、爽やかで清潔感のある空間づくりに適しており、オフィスやリビングなどさまざまなシーンで取り入れられています。
軽やかで広がりやすい香りのため、デスク周りにさっと取り入れるだけでも空間の印象を変えやすいのが特徴です。すっきりとした香りを好む人や、気分転換を重視したいシーンに向いているでしょう。
3. オフィスでリラックス空間をつくりたい人におすすめのアロマ3選

オフィスに取り入れるアロマは、集中しやすい環境づくりだけでなく、落ち着いた雰囲気を演出したい場合にも活用されています。作業の合間や休憩時間など、気分を切り替えたいタイミングに香りを取り入れることで、空間全体の印象をやわらげることにもつながります。
そこで次に、オフィス空間にやさしくなじみやすい、穏やかな香り立ちが特徴的なアロマを3種類紹介します。
3-1. ジャスミン
ジャスミンは、甘く華やかなフローラル調の香りが特徴のアロマです。やわらかく広がる上品な香りは、空間に落ち着いた雰囲気をもたらしやすく、デスク周りや休憩スペースなどにも取り入れやすいでしょう。
濃厚さの中にもやさしさを感じられる香りとなっており、静かに過ごしたい時間や、ゆったりとした空気感を演出したい場面に向いています。
▶ジャスミンAbs.(25%希釈)精油 /Jasmine Abs.
3-2. ラベンダー
ラベンダーは、やさしく穏やかなフローラルの香りが特徴で、さまざまなアロマの中でも親しまれている種類の1つです。主張が強すぎず、空間に自然となじみやすい点から、オフィスでも取り入れやすい香りと言えます。
落ち着いた印象の香りは、休憩時間や気分を切り替えたいタイミングに取り入れられることが多く、ゆったりとした空間づくりに役立ちます。
▶ラベンダー・ブルガリア産精油/Lavender Bulgaria
3-3. ヒノキ
ヒノキは、木のぬくもりを感じさせるウッディな香りが特徴のアロマです。ほんのりとした清涼感とやさしい木の香りが調和しており、自然を感じさせる落ち着いた空間を演出します。
ナチュラルな香りは主張が強すぎず、長時間過ごすオフィス空間にもなじみやすいのが魅力です。穏やかな雰囲気を感じられる空間をつくりたいときや、空間全体をやわらかい印象に整えたい場面に適しています。
4. 気分が高まるオフィス空間をつくりたい人におすすめのアロマ3選

オフィスでの気分の上げ方は人それぞれですが、香りを取り入れることで空間の印象を変えやすくなります。特に、すっきりとした香りや明るい印象の香りは、作業前や気分を切り替えたいタイミングに選ばれる傾向にあります。
ここでは、軽やかで取り入れやすい柑橘系のアロマを3種類紹介します。
4-1. レモン
レモンは、フレッシュでシャープな柑橘の香りが特徴のアロマです。すっきりとした清涼感があり、空間に軽やかな印象を与えやすいのが魅力と言えるでしょう。
レモン精油には、すっきりとした爽やかな香りが特徴的なリモネンという成分が多く含まれており、明るく親しみやすい香り立ちを感じられます。作業に取りかかる前や、空間をさっと切り替えたいときに取り入れられることが多いアロマです。
4-2. オレンジ
オレンジは、柑橘系ならではの清涼感に加えて、ほんのり感じるフレッシュさが特徴のアロマです。親しみやすく穏やかな印象があり、幅広いシーンで取り入れやすいアロマといえます。
また、オレンジには、大きく分けて「スイート」と「ビター」の2種類があり、それぞれ香りの印象が異なります。スイートはやわらかな甘さを感じる親しみやすい香り、ビターはややほろ苦さを感じるすっきりとした香りが特徴です。
中でもオレンジスイートは、やさしく広がる明るい香りで空間になじみやすく、オフィスでも取り入れやすい点が魅力と言えます。軽やかで穏やかな印象のため、デスク周りや共有スペースなど、さまざまなシーンで使いやすいアロマです。
4-3. グレープフルーツ
グレープフルーツは、少し苦みも感じられる爽やかな柑橘の香りが特徴的なアロマです。レモンやオレンジとはまた異なるすっきりとした印象があり、空間に軽やかさや清潔感を演出したい場面にも取り入れやすいでしょう。
軽やかで広がりやすい香りは、空間にさっぱりとした印象を与えやすく、作業の合間やリフレッシュしたいタイミングに選ばれることが多いアロマです。
5. オフィスにアロマを取り入れる際のポイント

オフィスにアロマを取り入れる際は、周囲への配慮が欠かせません。
香りの感じ方には個人差があります。自分にとっては快適な香りでも、ほかの人にとっては不快と感じるおそれもあるため、できるだけ親しみやすい香りを選び、強く香らせすぎないことが大切です。ほんのりと香る程度にとどめることで、空間になじみやすくなります。
個人で使用する場合は、コンパクトなディフューザーを使ったり、アロマスプレーを軽く衣類やマスクに吹きかけたりするなど、控えめな取り入れ方がおすすめです。
まとめ
柑橘系アロマは、爽やかで親しみやすい香りが特徴で、オフィスのさまざまなシーンに取り入れやすい点が魅力です。
レモンやオレンジ、グレープフルーツなど種類ごとに香りの印象が異なるため、目的や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。ジャスミンやラベンダー、ヒノキなど、落ち着いた香りと組み合わせることで、バランスよく楽しむことができます。
生活の木では、オフィスでも取り入れやすいさまざまなアロマオイルや関連アイテムを取り扱っています。アロマオイルは豊富なサイズ展開で販売しているため、ぜひさまざまなアイテムを試してみて自分好みの香りを見つけてみてはいかがでしょうか。